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養生法の基本をおさえよう

漢方では、季節の変わり目は体調を崩しやすいとされ、昔から重要視されてきました。特に10月は、乾燥と昼夜の気温差に気を配りたい時期です。乾燥しがちな体に潤いを与えてくれる食材を積極的に摂ることをおすすめします。また、冬に備えるために、穏やかに体を温めて、胃腸を整えることを意識しましょう。

◆◇養生とは1,3◆◇

 漢方では、日常生活に気を付けて、病気にかからないようにすることを「養生(ようじょう)」といいます。養生は、長期的な健康維持にも役立ちます。特に日常生活の中で、次の4つは、養生法の基本となるものですので、おさえておきたいものになります。

①睡眠

 睡眠は、エネルギーを蓄えるために重要な時間です。過労やストレスは不眠の原因になります。疲れている時は体を休めることを優先にしたほうが良いですが、適度な運動はストレスを発散させるのに手っ取り早い方法です。眠りが浅い人は、夕食は腹八分目を心掛けて下さい。足の冷えがある人は、寝る前に「足湯」もおすすめです。

②入浴

 入浴は、水道水を沸かすだけよりも、艾葉、川芎、当帰などの生薬を入れた薬湯の方が体を温める効果が高くお勧めです。ただし、病気によっては入浴について注意が必要です。

 例えば、高血圧や心臓病の場合は、長風呂や熱い風呂は、症状を悪化させるので避けましょう。ぬるめの湯にゆったりつかるようにします。また、かぜなどで熱や咳がある人は入浴や洗髪を控えるようにして下さい。患部に炎症のある場合や痛みの強い場合も入浴は控えます。

③服装

 私たちの健康は衣服を着ることで保護されています。薬を飲むことを「内服」といいますが、衣服を着ることは「外服」であり、大切な養生の一つとされてきました。

〇冷え性で月経不順や膀胱炎を起こしやすい人

 ミニスカートなど下半身を冷やす服装は避けましょう。

かぜをひきやすい人、首や肩がこる人、頭痛を起こしやすい人

 マフラーやスカーフを巻いて首筋を冷やさないようにします。特に寝るときは、縦に2つ降りしたタオルを首に巻き保温を心がけるとよいでしょう。

④食事

 食事は養生法の中で、最も大切なものです。1日3食、腹8分目が基本です。また、野菜、穀物、肉や魚、果物などバランスよく摂りましょう。食事の量も質も偏らないことが大切です。

◆◇食養の勧め1~3◆◇

 漢方では、「薬食同源」という考えがあります。健康な体作りには食べ物がかかせませんが、食べ物にはもっと積極的な、体の不調を治す薬効があると考えられてきたのです。そして、毎日の食事によって、体の不調を改善し、健康を維持することを「食養」といいます。食養を行うためには、食べ物の性質を知ることが大切です。

体を温める食べ物

長ねぎ、にら、しょうが、にんにく、玉ねぎ、ししとう、しそ、らっきょう、牛肉、鶏肉、レバー、チーズ 等

体のむくみをとる食べ物

はと麦、黒豆、とうがん、キャベツ、しじみ、わかめ 等

〇気持ちを落ち着かせる食べ物

セロリ、トマト、みかん、大根、ほうれん草、そば、緑茶、菊花、ジャスミン茶 等

〇秋に適した食べ物

秋から冬にかけて、気温が下がり、空気が乾燥しがちです。体に潤いを与える下記の食べ物を積極的に摂ると良いでしょう。

 

梨、柿、ぶどうといった果物類、白くらげ、くらげ、山いも、ぎんなん、アスパラガス等

 

【湧永製薬の関連製品】

【商品名】

当帰芍薬散

 

【分類】

第2類医薬品/漢方薬

 

【効能効果】

体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り

 

【用法・用量】

1日3回、1回下記量を食前又は食間に水又はお湯といっしょに服用して下さい。

大人(15歳以上)の場合:1包

7歳以上15歳未満:2/3包

4歳以上7歳未満:1/2法

 

【製品の特徴】

当帰芍薬散は、漢方の原典と言われる「金匱要略」に収載されている漢方処方です。体力が虚弱で、冷え症や貧血の傾向があり疲れやすい方の、月経不順、月経痛、更年期障害、産前産後の障害(貧血、疲労倦怠など)、肩こり、足腰の冷え症、むくみなどに用いられます。

 

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(参考)

1)      東洋医学おさらい帳 編著:根本 幸夫 出版社:じほう

2)      症状・疾患別にみる 漢方治療指針 著者:幸井 俊高 出版社:日経BP社
3)      図解 よくわかる東洋医学 監修:平馬 直樹 他 出版社:株式会社池田書店

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