ジェネリック医薬品（後発医薬品）に変更したい場合は、処方箋を薬局に提出する際にその旨を伝えていただければと思います。特別な事情から医師が“変更不可”の指示を出していない限り、薬局でジェネリック医薬品へ変更することができます。なお、発売されてすぐの薬にはまだジェネリック医薬品が存在しないこと、ジェネリック医薬品の銘柄によってはあまり流通していないこともある点はご了承ください。

　かかりつけの病院や薬局で相談するのが一番です。世の中にはいろんな情報がありますが、“貴方”を主語にして話をしてくれるのは、かかりつけの医師・薬剤師だけだからです。もしインターネットを使うのであれば、学会の公式Webサイト内にある「一般向けページ」を調べるのがお勧めです。専門家がわかりやすい言葉で解説をしてくれているため、基礎を学ぶのに最適です（例：日本小児科学会「こどもの救急」、日本乳癌学会「患者さんのための乳癌診療ガイドライン」など）。

　「健康サポート薬局」とは、厚生労働省が定める一定の基準を満たした薬局だけが掲げられる名称です。薬のことだけでなく、衛生用品や介護用品なども扱える薬剤師がいたり、プライバシーに配慮した相談スペースが設置されていたり、週末や祝日・夜間でも利用できる時間帯を設けていたりと、通常の薬局よりも幅広い対応ができるような設備や体制が整っている店舗であることを示すものです。